書籍・雑誌

秋の夜長

早いもので、もう10月ですね。

今年もあと3か月弱ですか。。。。。

なに?気が早い?アホぬかせ。

私くらいの年齢になると、寝て起きて気づけば、もう正月になってますわ。

まぁ、そんなとこで、今年も秋の夜長に読書でも。と、思って本を購入

_066

私が好きな戦場カメラマンであり、報道カメラマンの「不肖、宮嶋」で有名な宮嶋茂樹氏の写真集の新刊「精強なる日本艦隊」である。

同じ戦場カメラマンでも渡辺陽一氏のように芸能活動はしてはいないので、知る人は少ないと思うけど、でも、時々、大阪よみうりTVの「たかじんのそこまで言って委員会」に出るから、まぁ、とにかく知っている人は知っているのである。

私も、氏の著作は数多く購入して読んでるのだが、正直、写真集はこれが初めてである。

氏と自衛隊の関係は、1992年のカンボジアPKO派遣に海上自衛隊の輸送船に同乗してから20年来の付き合いである。著書「嗚呼、堂々の自衛隊」参照

そのなが~い付き合いの中で培った信頼関係から、他のカメラマンでは写す事が出来ない場所でも写す事が出来る事が良い。

DVD付きで3,400円は、・・・・・・・・・・正直ちょっと高い。

しかし・・・まぁいいか。

それともう1冊

_065

ちょうど今、隣の極道国家が虎視眈眈と狙っている尖閣諸島関連の本です。

まぁ、それにしても日本の不幸は隣国に恵まれない事ですわ。

赤い極道国家中国に、嘘と捏造で、いちゃもんばかり言ってくるチンピラ韓国。

それと北方のマフィア国家ロシアと、これほど隣国に恵まれない不幸な国が世界中探してもあるだろうか?

引っ越せるものなら引っ越したいわ。

ところで「尖閣喪失」の内容はと言うと・・・・・

購入したてで、まだ読んどりません。

しかし、この手の物語は「宣戦布告」にしろ「奪還」にしても共通な事は、日本の政治家、官僚がどうしようもないヘタレと言う事ですわ。

でも、このヘタレな事が現実だから笑えない。

笑えないというよりも、前首相なんぞ外国の手先になって日本を貶めていたからな。・・・・・・・嗚呼、悲しい。

とりあえず、今晩は晩酌をやって早く寝よっと。

| | コメント (0)

約束の日

もう今年も9月ですか。

早いものですね。来月は腎移植してから丸2年を迎えます。

朝、晩の免疫抑制剤の薬を飲む事以外は、健常者と変わらない生活を送ってます。

こういう生活が送れる事は本当に有り難い事です。

今朝の日経新聞の書籍などの広告欄にこんな本が載ってました。

_0640

「約束の日 安倍晋三試論」

Amazon売上No1、書店売上No3という文字に釣られて、早速仕事帰りに書店へ寄り購入しました。

残り1冊で辛うじて入手できましたよ。

まぁ観るに値しないようなTV番組ばかりなので、風呂上りに一気に読んでしまいました。

この本は若い人、政治に興味のない人にも、ぜひ読んでほしい本です。

また、安倍晋三の辞め方が気に食わないと思ってる方にもぜひ読んでもらいたい。

安倍晋三と言うと、病気で退陣した弱い首相というイメージだったのが、この本を読めばこんなに気骨があり、国家感の有る政治家が今の日本に居たとは。と、思い直します。

マスコミの陰湿な苛めで退陣を余儀なくされたましたが、今の日本に必要なのは、こんな政治家なのだ。

本書は朝日新聞社幹部の「安倍の葬式はうちで出す。」という衝撃的な発言から始まり、読んで行くうちに、何故、僅か一年で退陣して行ったのかが明らかになってくる。

戦後利権に群がるメディア、労組、日教組などの反日の集団、日本の癌と戦って安倍内閣は破れて退陣したんですよ。

安倍内閣が成し遂げた功績と、それに対して新聞社をはじめとする各社マスコミによる周到に行なわれた「卑劣極まる苛め」のようなバッシング。

そして、あいつらは何故、それ程までして安倍内閣を潰そうと躍起になるのか、という事にいて明確に記されている。

この本を読んで戦後構築され肥大化した、権力構造に安倍政権がいかにつぶされたかを知る事が出来た。良い本である。

また、安倍晋三の政策がいかに既得権益を壊すものであったかを知る事が出来る。

それにしても、メディア、マスコミは安倍晋三や麻生太郎はボロカスに叩いたくせに今の猿にも劣る民主党には何故好意的なんだろうか。

不思議だと思いませんか?

在日韓国、朝鮮人から献金を貰っていた、前原誠二、菅直人。

野田なんて、在日韓国人から献金貰って、千葉県の韓国民団で「当選できたのは貴方達のおかげです。」って挨拶してるのに、マスコミ、メディアは報道しませんね。

動画を心ある日本人がyoutubeにupしてくれたから衆人の知るところになったんだけど。

民主党の殆どの議員が在日韓国、朝鮮人や韓国民団、朝鮮総連とべったりの関係なんですよ。

もうメディア、マスコミが異常なほど中国、韓国に好意的なのも疑うべきでしょうね。

実際メディア、マスコミには韓国系、朝鮮系、中国系から相当な金が流れてるなしいですからね。

是非、もう一度安倍晋三に首相になって日本を何とかしてほしい。と、切に思う今日この頃。

そうだ。安倍晋三のHPにメルマガの登録が有ったな。

早速、登録でもしよっと。

| | コメント (0)

入院準備?

後10日で入院生活が始まります。

そこで入院中の暇つぶしにこんな本を購入してみました。

Dsc_3601_2

ありゃりゃ、写真の解像度を落としたらボケボケの写真になってしまった。

麻生幾の「奪還」

麻生幾の本は以前にも何冊か読んでいます。

「宣戦布告」これは北朝鮮の特殊部隊数人が福井の原発近くに上陸し、それを日本側が倒すと言う話なのですが、これが今の日本の安全保障の意識の低さを露呈しています。

最初は警察の特殊部隊SATが対応するのですが、ここでも専守防衛と言う言葉に縛られて、指揮権者が御身大切、事なかれ主義に陥って発砲の許可を出せません。

そして、優秀なSAT隊は全滅です。

次は自衛隊を派遣するのかどうか、派遣する法律は何を適用するのか、皆、責任逃れで言葉遊びに終始してる始末。

どう見ても世界の常識からかけ離れた論争に終始してます。

後はNHKのドラマにもなった「外事警察」。

これも面白かった。

ところで今回の「奪還」はまだ読んでいませんが、海上自衛隊に実在する特殊部隊SBUが主役です。

このSBUはアメリカ海軍の特殊部隊シールズと共同訓練をしている部隊です。

ちょっと読むのが楽しみです。

もう一冊はこれです。

Dsc_3602

司馬遼太郎の「坂の上の雲」の主人公の一人秋山兄弟の弟です。

日本海海戦で東条平八郎の参謀として日本海海戦を勝利に導いた参謀です。

また、今年の年末に昨年末に続いて、スペシャルドラマとして「坂の上の雲」第2部5話が放映されます。

第3部5話は来年末放映です。

まぁ、手術が無事に終わっても、歩き回れるのはフロア内だけですから、読書して体力をつける為に歩き回っての繰り返しですから、この2冊でちょうど良いかも。

歩いて体力を少しでも回復させるのが主ですから。

あまり沢山本を持って行ってもね。。。。

貧乏人の乞食ですから、早く職場復帰しないと生活費に事欠いてしまいますわ。

| | コメント (0)

春や昔

巷ではゴールデンウィークの始まりである。

もう子供達が社会人になった私には、自分の憩いの時期になった。

まぁ、子供達にせがまれて、人集りの行楽地へ行った頃が懐かしく思える。

女房とコーヒータイムに行くついでに、4月に社会人となった下の坊主の勤務する支店を見に行く事にした。

もちろん本人には内緒である。

そんな事とは知らず本人は今日は休みなので、今頃TVでも観てバカ笑いでもしている事だろう。

Dscn0125

ところで、5月2日から私の50数回目の誕生日までの4日間、女房は仕事が入っているので、はて?休みをどう過ごそうかと思案していたが、読書三昧と決め文庫本を8冊購入した。

始まりの文章のはこうだ。

まことに小さな国が、開化期をむかえようとしている。・・・・・・・・・・・

ともかくもわれわれは三人の人物のあとを追わねばならない。

Dsc_3583

「坂の上の雲」全8巻である。

文庫本であるので8巻買っても5,300円程である。

まぁ、5,300円でゴールデンウィークを過ごせるなら安いものである。

なに、写真は撮りに行かないのかだって?

渋滞に巻き込まれるのは、もうまっぴら御免ですわ。

それにしても、語るに値しない屁のような鳩山由紀夫がこの本を読んでも無駄だろうなぁ。

明治の時代、資源も産業もない国日本が一番力を入れていたのは教育であった。

教育を誤れば国が滅ぶとは今の日本が直面している問題であると思うのだが。

日教組に支配された民主党では、4年後は中国の日本省に成り果てているような気がする。

民主党の前原大臣は自分のグループを引連れて、民主党から出て自民党の若手議員達と手を組んでほしいものですわ。

国会議員の皆さん、「坂の上の雲」を読んで、国造りを考えてほしいものです。

| | コメント (0)

小銭稼ぎ

CAPDをバクスターの透析液を使っている人の下にはもう届いただろうか?

バクスターがCAPD患者用に発行している季刊冊子「スマイル」

Dscn0077_3

うわッ、ブログ掲載用にサイズダウンしたらボケボケの写真になっちゃた。

一応、写真をクリックすると綺麗に見えると思うけど。

今回の背表紙に載っている「何でも相談室」に、なにやら見覚えがある顔が写ってるではないか。

Dscn0081

これだけボケボケになるのなら、目隠しなどしなくても良かったなぁ。

一応、私の主治医です。

私より若いくせに偉そうに禿げております。

Dscn0080

はは~ん。

なんや最近、顔見せんと思ったらこんな事してたんやな。

この原稿の謝礼金でキャバクラにでも行こうと思ってるな。

お~い。俺も連れて行け。

| | コメント (0)

左折禁止

最近こんな本を買って読みました。

これから2冊の本を紹介しますので、社民党支持者、日教組のような思想回路が左巻きの人は、決して読まないで下さい。

まぁ、この2冊を読めば朝日新聞のいい加減さや、社民党の売国政治が解るというもんです。

まずは、最近TVのコメンティーターとして、よく登場する勝谷誠彦氏の「あっぱれ朝日新聞(笑)」

Dsc_3211

東京では放送されていないので、東京の人は知らないと思いますが、大阪よみうりTVの「たかじんのそこまで言って委員会」と言う番組では本音で結構はっきり発言します。

少し発言が下品ですが、なんと、この方あの超有名な灘高出身で、同窓生には結構色んな分野で活躍している人達がいるんですね。

警察庁のキャリア、それも相当なエリートが同窓生なんです。

だからあれだけ、本音をぶっちゃけても逮捕されないんだな。

文藝春秋社を経て、今はフリーのジャーナリストとして活躍しています。

本の内容は、朝日新聞が隠している悪行三昧を暴露しています。

自社の発行部数を水増ししておきながら、食品偽装をこれでもかと叩き、記者クラブを続けながら、土建屋の談合を糾弾。

自分の所でも同じような事を遣っているのに、正義の味方ぶって他者をメディアの力で叩くと言う暴挙のし放題。

中国、韓国の宣伝者に成り下がって、靖国神社、自衛隊を叩き放題。

カンボジアPKOでは、自衛隊が事故を起こすと鬼の首を取ったかのように大騒ぎして、メディアに垂れ流し放題。

しかし、カンボジアで自社の社員が現地人との間で交通事故を起こした時は、自衛隊に泣き付いて保護してもらった事はダンマリ。

こんないい加減な売国新聞社の事を面白おかしく書いて有ります。

そして次は、私の好きなカメラマンの一人、宮嶋茂樹の「不肖、宮嶋の海上自衛隊ソマリア沖奮戦記」です。

この不肖、宮嶋は文藝春秋社時代は前出の勝谷誠彦の部下で有ったのだ。

Dsc_3209

この本でも色々と面白い事が書いてあります。

本の帯にも書いてあるピースボートの事も書かれてます。

ピースボートとは、あの社民党の衆議院辻元清美が大学生時代に立ち上げたNGO(非政府組織)であり、「船旅を楽しみながら”戦争の跡地”を見て平和を考えよう」と言う趣旨のNGOらしい。

この趣旨が胡散臭いところで、遠洋航海用の客船を借り切ると成るといったいいくらになるのだろうか?

乞食の私には、到底思いつかない金額だと言うことはTレックス並の思考能力しかない無精者でも解るわいな。

世界一周クルーズとなれば、多分、億単位の金額になるはずである。

これは絶対普通の大学生が準備できる金額ではない。

この辻元清美をネットで色々調べてみると、夫はどうやら赤軍派らしい。

胡散臭いどころか、オトロシイ人物である事は間違いない。

夫が赤軍派と言う事は、北の将軍様にでもお金を出してもらったのかな?

このピースボート、海上自衛隊の艦船がソマリア沖へ海賊船から日本の商船の護衛付く事を、ギャギャと大騒ぎして反対していたのに、自分らがチャーターした客船が海賊が出る海域を通る時には、海上自衛隊の艦船に護衛してもらったらしい。

こいつらの思考回路はこの無精者にも劣るとしか思えない。

まぁ、このアホ辻元清美は演説で「国会議員は、国民の生命と財産を守ると言うが、私はそんなつもりで議員になってへん。私は国家の枠を崩壊させる”国壊議員”や」と言っていたらしいです。

大阪10区の皆さん、なんでこんな”国壊議員”選んじゃったの?

日本を北の将軍様か中国の属国にするつもりやろか。

こんな馬鹿が今は国交省の副大臣になってるがな。

まぁ、前原大臣の爪の垢でも頭に塗り付けて少しは賢くなるかな・・・・・否、馬鹿に付ける薬は無いか。

最後に一つ書きたい事が有りますわ。

「こら~、宮嶋。この本の厚さで750円はぼったくりやど。」

Dsc_3210

「宮嶋、お主もわるよのぉ~」

まあ、面白かったから良いけど。

| | コメント (2)

雷撃震度19.5

「雷撃震度19.5」とは、太平洋戦争終結間際の帝国海軍にとっては、最後の大型艦船撃沈記録を基にした小説である。

Dsc_2996

この小説を原作に制作された映画が「真夏のオリオン」である。

http://www.manatsu-orion.com/index.html

このウェブでストーリーを読むと、原作とはまるで違う作品である。

ハゲタカの時にも書いたが、映画化にするには莫大な費用がかかる。

それを回収しようとするならば、どうしても物語がよりドラマチックに成れば成るほど良い。

だから、どうしても原作とかけ離れた作品になってしまうのは仕方がない事である。

だから、映画は映画として別の作品であると見た方が良い。

原作では、イ58潜水艦(映画ではイ77)艦長倉本孝行は準主役である。

原作での主役は有能ながら海軍上層部から疎まれて、左遷され今では輸送船団の船団司令をしている初老の永井少将である。

永井率いる輸送船団は、度重なるアメリカの航空機による攻撃で壊滅に追いやられる。

永井が乗船している黒竜丸は沈没寸前で、何とか浮かんでいる状態の時に今度はアメリカの潜水艦によって沈没させられてしまう。

パッレトに乗って気を失って浮いているところを倉本艦長のイ58が拾い上げるのである。

この永井がイ58に乗船した事で、主役は一気に永井に代わってしまう。

三国志で諸葛亮が出現すると曹操、劉備から主役が一気に代わってしまうところと似ている。

そして、2度に渡り人間魚雷回天を思わぬ使い方をして、倉本以下潜水艦の乗組員を驚かせる。

いくら映画が別物のストーリーになっていても、この回天の使い方だけは映画でも踏襲してほしい部分だ。

6月は「ハゲタカ」「真夏のオリオン」この2作を観るのが楽しみだ。

、洋画は観ないのかって?

いえいえ、小生は洋画ばかり観て邦画はあまり見なかったのですが、最近のハリウッド映画は観たい映画は無いし、最近の邦画は良い映画が多いですから。

ハリウッドはもうアイデアが底を着いたのかも?

日本映画のリメイクや、ゲームの映画化で茶を濁してるようで・・・・・

でも、ダヴィンチコードの2作目「天使と悪魔」は観たい映画ですわ。

| | コメント (6)

ハゲタカ

「ハゲタカ」と言っても、坊主頭で背中に絵が描いてあって、黒色のシボレーのピックアップに乗っている人の事ではない。

もちろん小生がカメラを持って追いかけている「オオタカ」とも違う。

最近、頭が「ハゲたか」でもない。

?ふざけているとな。

「すみません。毛根りんざい、ふざけませんからゆるしてね。

皆さんの怒りを薄薄とは感じていました。

「毛根とか、薄薄とか、まだふざけとるやないかい!」と1人時間差突込みを入れてみる。

冗談はさて置き、本題の「ハゲタカ」だが2007年にNHKで製作放映された土曜ドラマの事である。

全部で6話のドラマであった。

大雑把な話は鷲津と云う男がニューヨークンの投資ファンド運営会社社長として帰国して、バブル後の日本の瀕死状態の企業を二束三文で買い叩くのである。

そのドラマが今度、新作で映画化される運びと成った期に、GWの4,5,6日の午前9時から再々放送していた。

今度の映画「ハゲタカ」は中国のファンドが日本の自動車会社を乗っ取るという話である。

Photo

「ハゲタカ」対「赤いハゲタカ」の知恵と情報を駆使したバトルが見物である。

この映画は6月6日封切りである。

http://hagetaka-movie.jp/index.html

映画は原作の「レッドゾーン」とは似て非なるものである。

映像化するには、莫大な費用が要るために、興行的に成功しなくてはならない。

だから、原作を脚色してもっとドラマティックに脚本を書かねばならない。

当然原作とは変わったドラマに成らざるを得ない。

だから、映画は映画として小説とは別の作品と捉えるべきであろう。

小説を読んでいて良い事は、文章を読みながら自分の頭の中で情景を空想できることだろう。

だから、読む人間それぞれが、自分の経験、体験などで空想する情景が違うと言う事だ。

当然、登場人物の顔のイメージも違ってくる。

しかし、中国人の名前は覚えにくいものだ。と言うより、自分の記憶力が落ちて来てるのだろう。

ひょえ~、まだボケるには早くないかい。

| | コメント (6)

真・国防論

著者はあの政府見解と違うと糾弾された、田母神論文を雑誌に寄稿した田母神利雄である。

危険人物、好戦的人物と言うレッテルをマスメディアに植えつけられた、悲劇の前航空幕僚長である。

Dsc_2997_2

しかしである。

この田母神氏のこの本を読めば解るのだが、彼はそん所そこらのマスメディアより平和主義者である。

如何、この今の日本の平和を維持するかと言う事を書き記している。

彼が危険思想の持ち主と言うなら、現在のマスメディアの報道の方がよっぽど危険で暴力的である。

人の心の中を土足で踏み込み、勘違いした正義と言う名の下にペンの暴力でこき下ろす。

彼らの方が日本を間違った方向へと向かわせる。

エセ平和主義者は、自分がいかにも「優しい人間です」と言わんばかりに、「話し合いで解決しましょう」と言う。

それは違うのである。

話し合いのテーブルに付かせるために、攻撃力は必要なのである。

相手と同レベルか、それ以上の攻撃力を持って、初めて相手が交渉のテーブルに着くのである。

拳銃を持った隣人が、貴方の家に土足で上がって来て、好き勝手に振舞う。

貴方が出刃を持って、「話し合いましょう」と言って、隣人が言う事を聞くと思いますか?

相手と同様に拳銃を持って、「出て行かないと撃つぞ」と遣らない限り、相手は言う事を聞かない。

だから小生はエセ平和主義者が大嫌いだ。

朝日新聞なんぞ、戦前は戦争を煽り立てる記事を書き、戦後は北朝鮮はこの世の楽園と宣伝して、半島出身者の帰還事業を煽り続けたろくでもない新聞社である。

「攻撃力を持ったら、日本は侵略戦争をする」と時代錯誤した政治家達が居る。

バカもいい加減にしろ。

食物自給率30%台の今の日本が侵略戦争など出来るわけが無い。

ましてや、現代では単独で侵略戦争などしたら、直ぐに国際的に孤立してしまう。

そんな事も解らないような者が、政治家をしていたらダメだこりゃ。

中国が空母を建造中らしい。

今後10年で4隻の空母を保有すると言う。

肝心のアメリカはオバマ政権は「チベットは中国の一部」と言っている。

中国が空母を保有する今、こんな痴呆症に罹ったアメリカに何時までも頼れない。

今やアメリカの国債の保有残高は、日本を抜いて中国が一番なのである。

中国は何れ、尖閣諸島に空母を向けるであろう。

その時、アメリカに「日本を助ければ、保有している貴国の国債を売るぞ。」と脅しをかけれるのである。

中国に国債を売られたら、アメリカ債は暴落して経済が破綻してしまうので、アメリカは助けてはくれないであろう。

日本はそろそろ、自分の国は自分で守る事を考えなければならない時期に来ている。

田母神氏は徴兵制度には疑問を呈している。

今のように志願制で兵力が足りるなら、志願制の方が質の高い兵員が得られて良いと書いている。

それはそうだ、徴兵で嫌々兵隊にされても、頭数だけでまともな戦力にはならない。

先の大戦末期の日本がそうであったように。

その時日本は、まだ「話し合いで解決」等と言っていたら、既成事実を作られて尖閣諸島は中国のものになってしまう。

それでも「話し合いで解決」と、タボケた事を言っていれば、「中国と日本には領土問題は存在しない。」の一言で終わりである。

中国の代弁者である、自民党の河野洋平、加藤紘一などは「中国に楯突くな」と言うだろうなぁ。

情けない。

次期選挙で落選する事を祈る。

とにかくこの本を読めば、田母神利雄と言う人が如何に平和主義者で、戦争を嫌っている事が解る本である。

| | コメント (0)

猫に小判

昨日、小生の勤務先の道路を挟んで、反対側の小汚いスレート小屋を事務所にしている「丁稚」のおぢちゃんが、”野草の本”なる物を惜しげもなくくれた。

きっと、おぢちゃんは小生が何時も植物の名前を聞くので、嫌になって渡してくれたのだろう。

「そんなもん、要らんわ。」と言って突っ返すと、どうしても貰ってくれと、土下座までするので、仕方ないから貰ってやった。

これが、その本である。

Dsc_0752

小生の思考回路はTレックス並のため、動かない物にはぜんぜん興味を示さないのである。

そんな小生に、このような学術的にも貴重なものを、小生に渡すのはきっとおぢちゃんは、アホみたいな事を俺に聞かずに、これで調べろと言う事だと思う。

しかしである。

このような、貴重な本は、小生では使いこなす気がない。

こう言う事を「猫に小判」と言うのである。

やっぱり、今までどおり、おぢちゃんに聞いた方が早い。

そのほうが、小生の貴重な時間を費やし無くて済む。

おぢちゃん、今までどおり、よろしく頼むわ。

悪いようにはしないから、その方があんたの為にもなると思うでぇ~。

| | コメント (17)

より以前の記事一覧