宇和島からの手紙Ⅲ
年度末で忙しく、此処のブログの更新も本当に久しぶりだったんですね。
4月からは、決算準備で暫くは忙しくなりそうですわ。
ところで、宇和島徳洲会病院から手紙が届きました。
修復腎移植の臨床治験が平成22年8月に当初予定の5例を終え、
その後の追加5例も無事に平成24年2月に終了したとの報告でした。
最初の5例の成績をもってあの悪名高き厚生労働省へ昨年10月先進医療の申請をしたそうです。
でも、あのアホ官僚集団の厚生労働省が認可するかと言うと・・・・・無理でしょうね。
でもね。徳洲会は今後も臨床研究の追加を検討しているそうです。
頑張って欲しいです。
本当は政治家が官僚を使いこなさなければ駄目なんですが、なにしろ日本の政治家はあんぽんしか立候補しないから、始末が悪い。
修復腎移植が認可されて、腎不全治療の選択肢が増える事を願うばかりです。
日本の今の経済現状を見れば、何時までも透析治療が無償で受けられると思ない方が良いです。
透析にかかる医療費は、おおよそ月50~60万円と聞きます。
1割負担でも5~6万円の負担です。
障害者年金でも何時までもつか解らない状況です。
何時までも、国には頼れませんよ。
そう考えると、修復腎移植はやっぱり選択肢の1つとして考えるべきだと思うんですけどね。
ところで、なんで生体腎移植をした私の所へ手紙が来たのかと思ったら、
修復腎移植臨床研究レシピエントの登録を抹消してなかったんでした。
これは早く、抹消の手続きをしないと、要らない経費がかさんで徳洲会に余計な経費負担をさせてしまいます。
今後もより多くの方に、臨床治験の機会が訪れるのを願うばかりです。
メディアプレスに生体腎移植を受けた体験談です。
この棚橋さんと云う方、面識はないのですが名前だけはよく病院のあっちこっちで見かけます。
http://medipress.jp/special/note_tanahashi?mm=20120323
http://medipress.jp/special/note_tanahashin1?mm=20120330
この打田先生、私の主治医でしたけど、とても話しやすく何でも丁寧に教えてくれる。信頼できる先生です。
でも、4月に退任されるそうです。
今の私の外来の主治医は、私の移植手術の担当医ですから、これまた私のこれまでの経過をよく知っているので、頼もしいからいいですわ。
臓器移植とは特別な事だと思っていたのですけど、名古屋第2日赤病院に来ると腎移植なんて普通の手術のようなものですよ。
だって、毎週2回~3回腎移植手術が行われていますよ。
移植専門病棟が有って、もう移植患者やなんて、入れ替わり立ち替わりで入退院を繰り返してます。
移植後3週間で退院ですから。
ここの病院では、腎移植手術なんて特別な手術じゃないんですよ。
まあ、日本一の腎移植手術数ですから、年間100例以上手術をしてます。
とにかく、1人でも多くの方に腎移植を受けてもらいたい。
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